1954年7月12日、国立東京第一病院(現在の国立国際医療センター)で、


がん・高血圧・糖尿病などの早期発見を目的に、


日本初の人間ドックが行われたことにちなんでいます。

◆自覚症状がない病気を

 早期に発見します。


 一見元気そうでも、実は見えない病気が潜んでいることがあります。糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、かなり進行しないと自覚症状が出てきません。特にがんは、何年もかかって進行し、自覚症状が現れた段階では、治療が極めて困難になってしまいます。しかし、これらの病気を早期に発見すれば、治癒させることが可能となります。そのために必要なのが、人間ドックです。

半日から数日かけて、体全体をチェック


 企業などが行う法定の健康診断とは違い、人間ドックは個人が自らの意思で受ける任意の健診です。検査項目は実施する施設によって異なりますが、呼吸器や消化器、血液検査などが一般的で、半日から数日かけて、体全体を総合的に調べます。オプションでより精密な検査(PET・脳ドックなど)を実施するところもあります。2008年4月から特定健診・特定保健指導がスタートしたことをうけ、検査機関の多くが「腹囲測定」を検査項目に加えるなど、人間ドックも時代の流れに対応しています。

健康のこと、考えていますか?

このページでは、いろいろな病気のことや、その対処法などを紹介しています。また、それらにかかわる病院やクリニックも合わせて紹介していますので、あなたの健康に、ぜひご活用ください。